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歯周病について

歯周病は感染症 時間が鍵?

歯周病は感染症だということを知っていますか?

感染症というとインフルエンザや肝炎などウィルスによる感染症や
傷口にばい菌が入って化膿するような細菌感染症などがありますが、
歯周病も歯や歯肉につくプラーク(歯垢)の中の細菌によって起こる感染症です。

歯や歯肉の周りには、一生を通じて数億から数十億の細菌が棲んでいます。
歯周病を起こす細菌もお口のなかにいつも棲んでいるそんな細菌(常在菌)です。
でも、歯周病菌がいるからといってすぐ、歯周病が起こるわけではありません!
歯周病が起こるには、歯周病菌がいることは絶対必要なのですが、それだけでなく他にもいろいろな要因が関係しています。
そのひとつが時間です。
歯や歯肉の周りのプラークがたまっていくと時間がたつにつれ、下になった古いプラークの中の細菌は病原性を増していきます。
そして、その病原性が強くなった細菌が歯周病を引き起こすのです!
お口の中の細菌をゼロにすることはできません。
でも、プラークを古くしないことで歯周病を予防できるのです。

それには、正しいプラークコントロール(歯磨き)が大切です。

いつもきちんと磨いていれば、たまに歯磨きがちゃんとできない日があっても
歯周病にはなりません。

常に新しいプラークにしておくことがプラークコントロールなのです。
自己流で磨いているつもりではちょっと不安です。
磨き残しのところが古いプラークになっていませんか!
歯周病のはじまりは症状がありません。
プラークコントロールができているか、チェックしてみましょう。

 

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