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健康について

タバコとオーラルヘルスケア (1)

タバコ煙の有毒性

タバコ煙には、喫煙者が吸煙する主流煙(900℃前後で発生)、自然燃焼時に立ち上がる副流煙(400~600℃で発生)があります。

どちらもタバコ煙の成分は粒子相成分とガス相成分の両方に、発がん物質、心臓血管毒性物質が含まれます。

ニコチン

気道刺激性、循環器毒性、鎮静麻酔効果、吸煙の急激な血中濃度の上昇によりニコチン依存症を発生させます。

また、腫瘍の栄養血管の増生を助長して、腫瘍の成長を促進する作用があることも指摘されています。

ニトロサミン類

腺組織(肺、胃、膵臓、腎臓)にがんを発生させやすいといわれています。

副流煙中のニトロサミンの含有量は主流煙の数倍~数十倍で、低タールタバコ、低ニコチンタバコ、受動喫煙者に肺腺がんの発症のリスク増加がはっきり示されています。

タバコに含まれるニコチンやタールは、直接的、間接的に歯肉にダメージを与えます。

ニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質により、

1.血管が細くなり、身体を守る細胞が届きにくくなります。

2.身体を守る細胞の能力を低下させます。

3.歯肉を構成する細胞にダメージを与え、治療を効きにくくします。

プラーク、細菌が増え、歯肉やまわりの骨が壊されていきます。

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