“60歳でも、70歳でも、
80歳でも
両方の奥歯噛み”
小児から高齢者まで、どの年齢層においても、両方の奥歯でしっかり噛んで、美味しく食事がとれることは、大変重要です。
小児期では(子どもの頃の)あごの成長が不十分なために、アレルギーや姿勢の悪さなど、様々な症状をひきおこす可能性があります。そしてお子様の本来のあごの成長を促すことでそれらのリスクが軽減されることがわかっています。自分の歯を失わずに守っていくことが第一ですが、歯を失ったとしても、その部分を補い治していくことで、残っている歯を守りしっかり咬むことができます。
“いつでも両方の奥歯でしっかり咬めること”。これが、私たち歯科医院が考える、皆様の健康への想いです。
”健康な口腔を持ち、安心して、ずっと生活していけること”そのための治療設計
たとえ同じ症状であっても、患者さんによって治療方針が異なります。それは、患者さんお一人お一人の口腔内環境、生活習慣、価値観、人生観などが違うためです。
まず、患者さんが私たちの歯科医院に来院されたとき、私たちは一種のカウンセラーとなります。
その患者さんの悩みは何なのか?最大の要望は何であるのかをお話いただきます。
その上で患者さんに必要なことを分析し、口腔内環境やバックグラウンドを考慮にいれながら、その要望をどうやって生かしていくか、治療の基本設計を立てていきます。
そして、歯科医師側から「患者さんが望んでいらっしゃることは、こういうことですよ」ということを具体的にプレゼンテーションしていくのです。
実際に治療が進んでくると、細かい要望もでてきます。こうした要望も各スタッフにスムーズに伝わるよう、担当する全てのスタッフが共有できる体制を心がけています。
また、各段階で現在の状況や進行状況をお話し相談していくことで、治療途中に不安なく安心して治療が受けられるよう努めていきます。
メインテナンスがはじまることが重要
治療が終了した時点からメインテナンスがはじまります。 ある意味、メインテナンスが始まることが私たちにとって重要なことなのです。終了時点での健康な口腔内環境を問題なく、長期間維持することをサポートし、その喜びを共感したいと考えているからです。
患者さんが本当に求めている”質の高い治療”は、患者さんが持っている”ハードルの高い要望”を形にしていくなかで生まれます。
そうして生まれる質の高い治療を行い、機能性・審美性に優れ、長期間維持が出来る口腔内環境作りを目指します。
すべては、“いつでも両方の奥歯でしっかり咬めること”。
そのための治療設計であり、メインテナンスです。