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顎顔面矯正とは

顎顔面矯正とは歯へ無理な負担をかけずに、健全な顎骨全体の成長を促し、健康な体と美しい歯並びを作っていく治療法です。
特に、成長期(5歳~9歳)のお子様に有効な方法で、歯を痛めることもなく矯正後の後戻りもほとんどみられません。
顎関節、咬み合わせに精通した歯科医師が、体への負担を少なくしながら、歯並びを美しくするだけでなく、機能的で美しい咬み合わせへ導きます。

顎顔面矯正の治療の流れ

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    カウンセリング

    気になることや治療希望をきちんとお聞きして、不正咬合と口の機能の状態を診査させて頂きます。

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    矯正検査

    顔と口の写真撮影、頭蓋骨やあごの骨まで映るレントゲン撮影、歯の型採り、そして顎関節・呼吸などの機能検査も行います。

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    治療計画の説明

    検査で得られた結果をもとに計画した、最適な治療内容を写真や模型を使ってわかりやすく詳細にご説明します。

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    矯正装置の装着と治療開始

    最終決定した治療計画に沿って、必要な矯正装置を装着し、1~3ヶ月に1回程度の通院(装置の調整と治療経過の確認)を始めて頂きます。

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    治療終了後のメインテナンス

    装置が外れた後の歯は、何もしなければ少しずつ以前の状態に戻っていこうとします。後戻りを防ぐために、保定装置を装着して頂き、歯を支える骨や周囲の組織が安定するまで経過を観察します。

  • 歯並びが悪い
  • 寝ているとき、口が開いている
  • いびきをかく
  • いつも、ポーっとして口を開けている
  • 姿勢が悪い:前頭位、猫背
  • 寝相が悪い
  • 鼻や耳が悪く耳鼻科の通院をしている
  • 唇が荒れたり切れたりしやすい
  • 風邪を引きやすい
  • 扁桃腺が腫れやすい
  • おしゃぶりがとれない
  • 落ち着きがない
  • おねしょがなかなか治らない
  • アトピー性皮膚炎のような肌をしている
  • 喘息がある
  • アレルギーがひどい

これらは上顎の発育不良によって引き起こされる症状です。
すべてが原因ではありませんが、関係が深いとされています。

顎顔面矯正に使用する急速拡大装置

顎顔面矯正治療法では、口腔内に「急速拡大装置」と呼ばれる専用の器具を装着します。あご全体の骨の正常な成長を促し、あごの骨全体を広げ発育をコントロールします。
成長期のお子様の不正咬合の原因の多くは、歯を支えている骨や上下の顎の発育不良です。ワイヤーによる歯列の矯正では本当の原因は解決できておらず、それぞれのお子様の顎に合った装置と治療が必要です。

顎顔面矯正治療により改善される症状

顎顔面矯正では上顎や下顎の発育不良を改善しバランスを整えることで、体が本来持つ正常な機能の回復や発育へ繋がります。

  • 鼻づまり
  • 舌運動機能
  • 喘息
  • 咀嚼機能
  • いびき
  • 正しい姿勢

矯正治療とは

矯正治療とは、悪い位置にある歯を顎の骨の中で少しずつ動かしたり、あごをいい方向に動かしたりして正しい、きれいな歯並びを作り出します。
単に見た目をきれいにするために矯正治療を行うのではなく、自分の歯でしっかり食物が咬めるようになり、健康な咬み合わせを長く保つことができるようになるのです。

矯正は大きく分けて「小児矯正」と「成人矯正」の2種類

矯正治療は子供にやるもの…というイメージをお持ちではありませんか?
確かに子供を対象とした「小児矯正」もありますが最近は大人に対する「成人矯正」が増えています。
矯正は何歳になっても可能です。審美性が悪く、思い切り笑えなかった人も矯正治療で素敵な笑顔がよみがえり、歯並びを良くすることで、歯周病やむし歯も予防することが出来ます。

矯正治療FAQ

口の中にワイヤーをかけ、治療が大がかりになるのでは?
矯正には全体的な矯正と部分的な矯正の2種類があります。不正の度合いによっても異なりますが、全体的なものは2年位、部分的なものは半年~1年位で終了します。
当医院ではニッケルチタン合金製の特殊なワイヤーを使い、スピーディーで確実な治療法を用いております。また、当院では目立たないクリアブラケットを使用しておりますので、外からは殆ど目立ちません。表からは見えない歯の裏側から装置をつける矯正(舌側矯正)も行っております。
治療期間はどれくらいかかりますか?
治療が開始したら原則、1ヶ月に1回の頻度で通院し、1回の治療時間は30分程度です。
当院では毎月第1,3木曜日が矯正の診療日となっております。(月によって変動する場合があります)
矯正治療は痛いと聞いたのですが?
個人差は有りますが、歯が浮くような違和感や、咬むと痛いといった症状が現れることがあります。通常は2~3日で治ります。装置を装着したばかりの頃が1番違和感や痛みが強く出ます。ですが、治療のたびに毎回同じ状態になるわけではなく、治療が進むにつれ、この感覚も和らいできます。

当院の矯正治療の特徴

できるだけ抜歯をしない
矯正治療は抜歯が必要な場合と、非抜歯で治療できる場合がございます。
もちろん、どちらもメリット・デメリットが有り、そもそもどうしても抜歯が必要な場合もあれば、むしろ抜歯したほうが良い場合もあります。
歯は上顎、下顎(親知らずまで含めると)全部で32本あります。1本でも抜歯をするのは、大抵の方であればためらうでしょうし、私たちも抜歯せずに治療が可能であれば、それに越したことはございません。当院としては抜歯を行わず矯正が可能な方法を模索し、できるだけ非抜歯での矯正治療計画をご提案いたしております。
歯の移植(自家歯牙移植)を利用した矯正治療

残念ながらどうしても抜歯をしなければならない場合、抜いてしまった歯を有効活用する治療が歯の移植(自家歯牙移植)を利用した矯正治療です。
移植した歯は矯正治療により動かすことが可能という特徴があり、元の歯のように歯の周囲の組織や感覚も再生し、拒絶反応もありません。どうしても抜歯しなければならない歯も無駄にせず、最善の治療計画を立てて進めます。
この技術は、むし歯や外傷などで歯を失った場合に使われたりもします。

顎顔面矯正/矯正治療についてもっと詳しく

顎顔面矯正/矯正治療についてもっと詳しく知りたい方は院長ブログ(不定期更新)をご覧ください。

顎顔面矯正/矯正歯科について
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