歯周病について
歯周病の予防
歯周病予防に最も大切なことは、自分自身で行う継続的な努力です。
何よりも“自分が歯周病を防ぐ”という意志が大切で、歯科医師や歯科衛生士は患者さんのお手伝いをするだけなのです。
ブラッシングが歯周病予防の第1条件ですが、歯周病を悪化させないためには、生活習慣の改善が重要です。
① 糖分(砂糖)をとりすぎないようにしましょう。
② 柔らかいものばかり食べないようにしましょう。
カスが歯につき、プラークが形成されやすくなります。
③ 両側の歯で噛みましょう。
あまり噛まない側の歯にプラークがたまりやすくなります。
④ タバコは吸わないようにしましょう。
ニコチンなどの作用によって血流が悪くなり、
細菌と戦う働きが弱くなります。
⑤ つまようじの使用に気をつけましょう。
歯肉を傷つけたり、カスを押し込んでしまうこともあります。
⑥ 口で呼吸をしないようにしましょう。
乾燥するため、細菌に感染し、炎症を起こしやすくなります。
⑦ ストレスをためないようにしましょう。
歯ぎしりのもとになり、歯周病を悪化させます。
知らず知らずのうちに、やってしまっていることもあると思います。
このような生活習慣にちょっと目を向けるだけで、お口の中の環境は変わってきます。
生涯、ご自身の歯でいられるように気をつけていきましょう。