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院外活動について

歯科臨床を考える”一の会”

一の会
歯科臨床を考える”一の会”『一の会』とは、その患者さんにとって最後の一人の歯科医、真のかかりつけ歯科医になることをめざす会です。

そのためには、何でもできなくてはなりません。可能な限り受けとめなければまりません。
それには、”観察”する能力が大切です。
治療するのは科学や技術ではなく、歯科医師であり、患者さんはその部分(細胞、器官、臓器など)としてではなく、常に一人の人間として存在します。
患者さんをひとりの”生活する人”として向き合った時、その生活背景を含めてつぶさに観察することから処置方針を導きだすことが重要です。
なぜならば、症状は疾患が語るのではなく、患者さんが語るからです。
しかし、気持ちだけでなんとかなるほど歯科臨床は甘くありません。
あらゆる分野について十分な知識と精巧なテクニック、そしてそれ以上に優れた感性が必要とされます。
2002年頃より、こうした思いを持つ、東京在住の5名が集まって、歯科臨床から生き方にいたるまで、議論を白熱させてきました。
そして、いつか自分たちが考えていることを、もっと多くの方々と共有したいと考えるようになり、数年の準備期間を経て、西東京市開業の押見 一先生、品川区開業の新井 俊樹先生と共に、歯科医師対象の研修会を発会しました。
現在、年3回(1回4日間)の会を開催し、豊富な臨床例をもとに研修を行い、歯科臨床を真剣に考えている先生方と日常臨床に取り組んでいます。

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