院外活動について
難治性の疼痛と違和感にどう対処するか?
2011年4月21日、22日に東京で日本口腔科学会学術集会が開催されました。
1日目に”難治性の疼痛と違和感にどう対処するか?”というシンポジウムがありました。
難治性の歯痛には歯に原因のない歯の痛みと特発性歯痛(原因不明の歯痛)があります。
歯に原因のない歯痛としては、筋・筋膜性のもの、頭痛によるもの、上顎洞炎によるもの、
心筋梗塞や狭心症によるもの、心因性のものなどがあり、鑑別診断が重要です。
また、特発性歯痛のトピックスとしては、歯ぎしりやくいしばりなどにより強い力がかかることにより、歯髄炎が起こることがわかってきました。
違和感に関しては、診断や治療に苦慮することが多く、現在全国的に臨床研究が行われており、当院も調査に参加しております。
当院院長も7月に広島で行われる日本顎関節学会のシンポジウムにシンポジストとして講演する予定です。