再生療法について
骨の再生医療
2011年4月21日、22日に東京で日本口腔科学会学術集会が開催されました。
そのなかで、”骨の再生医療”のシンポジウムが行われました。
歯科においては、インプラント治療や歯周病をはじめとして、外傷、腫瘍などいろいろな疾患で骨の再生が必要になることがあります。
古くから自家骨移植(自分の骨を移植する)による骨造成が行われており、現在においてもゴールドスタンダードとして広く行われています。
しかし、自家骨の採取には、量的な制限や患者さんへの侵襲もあり、自家骨にかわる材料や培養骨などの研究が注目を集めています。
当院においても、抜歯後、歯周病、インプラント埋入部などの骨の再生に自分の血液から抽出した増殖因子を多く含む血小板(PRGF)を使用しています。
PRGFを使用することによって、治療期間が短縮や骨移植などの侵襲の軽減など、患者さんの負担軽減に効果をあげています。
PRGFによる骨再生治療の詳細に関しては、ホームページをご覧下さい。