スタッフノート
6歳の男の子の抜歯
こんにちは。
JR御茶ノ水駅から徒歩7分、地下鉄新御茶ノ水駅 B4出口より徒歩1分の歯医者 塚原デンタルクリニックです。
さて、今日は勇気ある男の子の抜歯のお話。
近頃の子供は、食事が柔らかいもの(軟食)ばかりなので、顎があまり発達しておりません。一瞬、「小顔でいいじゃない」と思われるかもしれませんが、一つ問題が起こってきます。
それは大人の歯が全て入らないという問題です。
昔は「八重歯は可愛い」という時代でしたが、今は「歯並びが綺麗」なのは当たり前の時代。ですので、わが子の歯並びには、とっても気をつけている親が多いです。(小さいころから歯を気にしていただけることは、長い人生でとっても大切なことですし、私どもにとっても喜ばしいことです)
そして今回の6歳の男の子は顎が小さく、このままだと大人の歯が生えるスペースがなくなる可能性大でしたので、また大人の歯が通常よりも3本多かったので、乳歯2本、過剰歯2本、計4本の抜歯をしました。
体が動いて他のところが傷つけてはいけないのので、一人は体を固定して、もう一人は口が閉じないよう口を押さえ、一人は補助、一人は先生で抜歯。計4人がかりで、無事に抜歯をしました。
Rくんは、診療中は平然としておりましたが、終わってお母さんの顔みたら涙があふれてきました。
うん!Rくん、よく頑張ったよ!!おかげで抜歯はやりやすかったそうです。
子供の顎の発達には、「よく咬むこと」が重要になってきます。
そういえば、小さいころ「煮干し」をよく食べさせられていた記憶があります。。。
子供の矯正治療=顎顔面矯正に関してはこちらをご覧下さい。