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スタッフノート

睡眠時の歯ぎしり検査をしてみませんか。

こんにちは。

歯科助手の恵下田です。

 

突然ですが、みなさんは寝ている間に歯ぎしりをしていますか。

私は、学生時代に受験勉強のストレスでギリギリと音を立ててよく歯ぎしりをしていました(笑)。

自分では無意識のうちにやっているため、やめようと思ってもなかなかやめられません。

 

歯ぎしりは、歯の痛みや摩耗、顎の痛みの原因になります。

治療として睡眠時のマウスピースやボトックス治療などがありますが…

実際に睡眠時どのくらい歯ぎしりをしているのか気になりませんか?

 

そこで、今回は睡眠時の歯ぎしりの強さと回数を測定できる「ウェアラブル筋電計」をご紹介したいと思います。

まず、咬筋にこの機械を貼ります。

ジーシー ウェアラブル筋電計 | 新製品情報 | 西京歯科商会

次に、睡眠時の歯ぎしりの強さを測定するために起きているときの最大の咬みしめの強さを測定します。

測定方法は以下の通りです。

①3秒間力いっぱい食いしばる。

②カチカチカチと3回かむ。

③再び3秒間力いっぱい食いしばる。

この①②③を基本動作と言い、これを基準に睡眠時の歯ぎしりの強さを測定します。

この基本動作終了後、そのまま寝ていただくだけです!

 

その後、当院で専用の解析ソフトを用いて

①睡眠時の咬みしめの強さの平均②1時間あたり咬みしめ回数を出していきます。

①の値が10%を超えると力が強く、②の値が4回を超えると歯ぎしり傾向があると考えられます。

上記に示した結果だと、1時間あたりの咬みしめ回数が4回を超えているため歯ぎしり傾向があると考えられます。

この検査では、「ギリギリ」という音のある歯ぎしりのみならず「クレンチング(食いしばり)」タイプの歯ぎしりも発見できます。

当院では、主に顎関節症の患者さんを対象としてこの検査を行っております。

実際に、睡眠時どのくらい歯ぎしりをしているのか目に見えるデータとして提示することで驚かれる患者さんも多いです!

今まで気づかなかった歯ぎしりを発見でき、歯ぎしりから顎関節や歯を守るきっかけになります。

気になる方はぜひ当院にお越しください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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